ハンドメイドキャンドルを副業にしようと思っていても、まず何から手をつければよいのかわからないという方も多いでしょう。ハンドメイドキャンドルに限らず、何かを副業にする際には、それについての詳しい知識を身につけなければなりません。一般社団法人 ハンドメイドキャンドル協会では、受講者のレベルに応じた講座をご用意しています。初心者の方も、ある程度の知識があって副業にしたいという方も、ぜひ参加してみてください。今回は副業を始めたい初心者の方向けに、ハンドメイドキャンドルに使われるワックスの種類や特徴を解説していきます。

一般社団法人 ハンドメイドキャンドル協会では、国産の様々な種類のワックスを取り扱っています。主に使用しているのは、植物由来のソイワックス、自然由来の蜜ロウです。

ソイワックスは、大豆を原料とした天然素材の植物ワックスです。ソイワックスで作られたキャンドルは、低温でゆっくりと時間をかけて燃焼するという特徴がありますので、アロマキャンドルには最適です。石油由来のパラフィンは限られた資源なのに対して、大豆を使ったソイワックスは環境にも優しい製品として注目を浴びています。

パラフィンワックスは最も一般的な素材です。一部の王侯貴族や寺院でしか使われていなかった希少価値の高いキャンドルが、パラフィンの登場によって大量生産され、庶民でも入手できるようになりました。

ハンドメイドキャンドル協会では蜜ロウも扱っています。蜜ロウというのはミツバチから出る分泌物のことです。粘着性があり、火を灯すといい香りがするのが蜜ロウの特徴です。採取に非常に手間がかかるため、他の素材と比較すると高価です。

キャンドル作りに使用する素材を選ぶ際には、「何でできているか」に注目することはもちろん大切です。しかし、同じ素材のワックスでも精製の度合いによって燃焼の仕方が異なってくることを忘れてはいけません。パラフィンワックスにしても、精製の度合いがよければススはあまり発生しませんし、十分に精製されていない場合にはススがたくさん発生します。食卓などで使用するキャンドルを作る際には、良い素材を選ぶことがおすすめします。

キャンドル作りが初めてで、どんな素材を用意したらいいのか見当がつかないという方のために、一般社団法人 ハンドメイドキャンドル協会ではシリコンモールド・芯・ホーロー鍋・顔料・温度計・説明書がセットになっている体験キットをご用意しています。

また、一般社団法人 ハンドメイドキャンドル協会では、ハンドメイドキャンドル出品の支援も行っています。副業として始めてみたけれど、どこに出品すればよいかわからないという方はお気軽にご相談ください。