炎を眺めて「1/fのゆらぎ」効果☆
2020/04/28
近年、「焚火」のリラックス効果が注目されています。キャンプに行って焚火を囲んだり、静かに炎を見つめたりすることで癒し効果があります。
普段あまりキャンプに馴染みのない人でも、林間学校や文化祭などでキャンプファイヤーをしていて、燃え盛る炎に見とれてしまった、という経験をしたことはないでしょうか。
そもそも、なぜ私たちは炎を見つめるとリラックスするのでしょうか?
それは、「1/fのゆらぎ」にあります。
1/fゆらぎとは、光や音、振動などに含まれる特別なリズムのこと。
この1/fゆらぎは生体が本来持っているのと同じリズムであるため、私たちに本能的な快感や快適さを与えてくれるのだそうです。
代表的な例としては、小川のせせらぎや木の年輪、木目の間隔など自然のものが、1/fゆらぎを持っているのだそうです。
ゆらゆらと揺れる炎の波形にもまた1/fゆらぎがあるため、人間はただぼんやりと火を見つめているだけで、不思議と安らいだ気持ちになっていきます。
キャンドルの炎にも焚火と同様1/fのゆらぎが含まれています。また、キャンドルには香りの種類も様々あるため、好みの匂いで部屋を満たすことによってリラックス効果を高めることも出来ます。
火を使うのが不安、という方には、電気式の疑似キャンドルがオススメです。単に電球の明かりがつくだけでなく、炎のゆらぎを再現する機能を備えているものもあるので、本物のキャンドルに近い感覚を味わうことができます。